「シーン」という音が聞こえてくる、そんな感覚に陥りそうです。
第2回定期考査が、7月4日(月)から4日間の日程で実施されました。中学生、高校生とも勉学に取り組んできた成果を発揮すべく集中して試験に取り組んでいました。
目黒学院中学・高等学校一貫コースには、活動的で明るく元気な生徒たちが集まっています。特に中学の低学年ほどエネルギッシュで、休み時間には声のトーンや動作にそれが表れています。
ここは集中する場面。今は先生の話に耳を傾ける場面。分担作業に一生懸命取り組む時。生徒たちは彼らなりに状況を判断し、自分の姿勢やモードをうまく調整できているようです。
いまだに感心してしまうことがあります。一貫コースの生徒たちの清掃です。帰りのSHR(ショートホームルーム)が終わると生徒たちは一斉に清掃に取り掛かります。黒板を何度も拭いてきれいにする生徒。窓を丁寧に拭く生徒。床をはきモップがけをする生徒。ゴミを捨てごみ袋を取り換える生徒。皆がいずれかの作業を担当し要領よく仕上げていきます。
学習も清掃も当然やるべきことと捉え、嫌な顔一つせず、むしろこの作業は自分が一番上手だと誇りを持って取り組んでいるようにさえ見えます。
学年の垣根が低く伝統的に先輩後輩の交流が盛んで上下関係が良好である一貫生。上級生の姿を見て下級生は良き伝統を引き継いでいるようです。
生徒たちは「減り張り」をつけ学園生活を大いに楽しんでいます。