高校2年生を対象にキャリアゼミ「アイデアでスマホを動かす!コードを書かないプログラミング体験②」が選択講義室で行われました。講師としてTRUNK株式会社より代表取締役 社長の西元 涼氏とIT業界で活躍されている木崎 千尋氏に来校していただき、アプリによる模擬プログラミング体験と会社の紹介、今のIT業界の仕事についてそれぞれ講義をしていただきました。
令和5年度キャリアゼミ「アイデアでスマホを動かす!コードを書かないプログラミング体験」
生徒は9月に修学旅行へ行ったこともあり、7月の講習による「提案」9月の修学旅行による「経験」、そして今回の「改善」をすることで商品としてどのようにしたら喜ばれるか、必要な事柄は何かを考えるきっかけとなりました。「あったらいいなと思うページ」、「項目の関連性から必要なページ」などを、修学旅行を経験したからこそ思いつく内容を手書きで作成し、前回より改善された模擬ホームページが作成されました。
最後にそれぞれの班が作成したホームページを発表しました。同じテーマであっても、ターゲットや体験価値、物性価値がそれぞれ異なり、とても興味深いものとなりました。
【生徒の感想】
「友だちとサービスを作って発表するという慣れないことを精一杯やり、納得のいくものができました。また、経営者と非エンジニアがどのような仕事をしているかなど、2つの視点から話が聞けたのでとてもよかったです。」
「パートナーと協力して前回よりもアプリのクオリティを上げることができたと思う。協力したことで良いアイデアを出し合うことができたことに加え、他のグループの案を受けてさらなる改善を加えることができました。」
「アイデアを生んで新しいものを創り出すこと、マーケティングに興味があり、その内容を知ることができて良かったです。」
「講師の先生の仕事を実際に体験することができて、将来に対するイメージを膨らませることができた。仕事の内容ややりがいなども聞けてためになった。」
「グループで改善を行うことで、自分一人では気付かなかったことに目を向けられて、より良いアプリができたと思います。また、発表などを通してアプリの内容も発表の仕方もグループで差が大きく出ており、複数人での発表は大切だなと思いました。」
「アプリを使ってグループワークで共有しましたが、色々な発送があり、改善する点を見つけることができました。プログラミングに関心をもつことができました。」
「一人だったらシンプルなものしかできなかったと思うけど、協力したことでより良いアプリを作ることができた。」
「楽しく学べてよかった。またプログラミングなどを知る機会があるならもっと知識をつけたいです。」
※目黒学院のキャリアゼミについて
目黒学院高等学校では「総合的な探究の時間」において3年間を通じたキャリア教育を実施しています。キャリアゼミは、日々の教科学習とは異なった視点から物事をとらえる体験を通じて、キャリア発達を促進させるための活動です。進路選択における自己決定は多様であり、どのようなことがきっかけになるかは分かりません。しかし日々の生活の繰り返しの中で、人生に影響を与えるような刺激的な出会いに遭遇しようとするのはかなり難しいことです。そこで、キャリアゼミに参加し、新たな刺激を受けることで進路選択のヒントを見つけられるよう、年間を通して様々な講座を開講しています。生徒が自ら希望する講座に登録し受講します。