スタンダードキャリアコース　キャリア探究講座④

令和５年５月３０日（火）、高校１年生スタンダードキャリアコースの生徒を対象に「キャリア探究講座」が行われ、旭化成株式会社　モビリティマテリアル事業部長　宇高道尊氏、東レ株式会社　経営企画室主席部員　谷垣えつ子氏にそれぞれ来校していただきました。

「自身のキャリアは自分で設計できる」をテーマに高校、大学受験、大学生活、アルバイト経験、そして海外旅行といずれも自分の興味関心を追究し続けて進路選択をしてきたお話をしていだだきました。

旭化成グループの仕事の内容、身近なものから最先端の製品まで様々な開発を行ってきたこと、そして「もの作り」はどんな未来になってもなくならない仕事であると熱く語っていただきました。最後に、生徒に今後の文理選択をする際のアドバイスをしていただき、生徒たちがこれから考える進路のきっかけ作りとなりました。

「自分を理解し、大事にするために」というテーマで、東レが扱っている身近な製品から始まり、品質保証という仕事も含め、さまざまな業務についてお話いただきました。

谷垣氏にとって仕事のやりがいとは、「自分の関わったプロジェクトが企業に採用され、最終製品を見ることができるのが嬉しい」と語っていらしたのが生徒たちには印象に残ったようです。また「数学で学んだ因数分解は社会で直接必要ではなかったが、数学の学習は論理的に物事を考える訓練ができ、社会に出て人に説明したりするのに必要なスキルを身につけられる」と生徒が苦手としている数学の学習意義についてもお話いただきました。

来週からキャリア探究講座は「学部・学科を知る」ための大学出張授業が始まります。