キャリアゼミ「アイデアでスマホを動かす!コードを書かないプログラミング体験」が選択講義室で行われました。講師としてTRUNK株式会社より代表取締役 社長の西元 涼氏に来校していただき、アプリによる模擬プログラミング体験と会社の紹介、今のIT業界の仕事について講義をしていただきました。
プログラミング体験は「Prott」というアプリを使用して模擬アプリの作成をしました。「学校生活が楽しくなるアプリ」をテーマに、アプリ画面を手書きで作成し、写真に撮って本物のアプリのように動くように作りました。学校で過ごすにあたってあれば便利になるものや、学校生活そのものが楽しくなるものなど、一人ひとり考えや捉え方が違い、他人が興味を示すためには何が必要か。そして一つのものを作るにはたくさんの知識と情報が必要なことを生徒は直接体験することができました。
また、約10年間で各会社がどのように変化をしていき、どのような人材を必要としているのか。エンジニアになるために必要な勉強や経験について、お話しして下さいました。様々なエンジニアやプログラマーなどの職種に興味をもつきっかけとなりました。
【生徒の感想】
「普段はできないことを体験でき、自分が考えたアプリが少しずつ形になっていく過程でどんどん新しいアイデアが出てきてとても楽しかった。」
「体験をした後に色々な仕事について話しをしてもらい、自分が気になっていた「どうしたらその職に就くことができるかを聞くことができた。」
「自分があったらいいなと思ったことについてしっかり作れていたと思い、実際にできたら学校が楽しくなると思った。」
「プログラミングの基礎を学んで、ホームページなどアプリがどのようにつくられているかを知ることができた。」
「初めてアプリ(Webサイト)を作成し、分からないところも少々ありましたが、基本的に楽しく、どのような機能があればよいか考え、アイデアを図面に移すということもすごく楽しく充実した講座だった。」
「今はまだ無くて、欲しい機能などを自分たちで具体的に考えられたこと、難しく考えていたプログラミングを楽しく体験することができた。」
「友だちと協力して自分たちの手でアプリの作成ができて、基本や仕組みなど今まで知らなかったことを知ることができた。」
※目黒学院のキャリアゼミについて
目黒学院高等学校では「総合的な学習・探究の時間」において3年間を通じたキャリア教育を実施しています。キャリアゼミは、日々の教科学習とは異なった視点から物事をとらえる体験を通じて、キャリア発達を促進させるための活動です。進路選択における自己決定は多様であり、どのようなことがきっかけになるかは分かりません。しかし日々の生活の繰り返しの中で、人生に影響を与えるような刺激的な出会いに遭遇しようとするのはかなり難しいことです。そこで、キャリアゼミに参加し、新たな刺激を受けることで進路選択のヒントを見つけられるよう、年間を通して様々な講座を開講しています。生徒が自ら希望する講座に登録し受講します。