9月26日(土)放課後、キャリアゼミ「アイデアでスマホを動かす!コードを書かないプログラミング体験」が本校小会議室で行われました。講師としてTRUNK株式会社より布田 隆介氏、木崎 千尋氏に来校していただき、アプリによる模擬プログラミング体験と会社の紹介、今のIT業界の仕事について講義をしていただきました。
プログラミング体験は「Prott」というアプリを使用して模擬アプリの作成をしました。「登下校が楽しくなるアプリ」をオリジナルで考え、アプリ画面を手書きで作成し、写真に撮って本物のアプリのように動くように作りました。他人が興味を示すためには何が必要か、どの層がターゲットかなど一つのものを作るにはたくさんの情報が必要なことを生徒は直接体験することができました。また、約10年間で各会社がどのように変化をしていき、どのような人材を必要としているのか。エンジニアになるために必要な勉強や経験について、お話しして下さいました。様々なエンジニアやプログラマーなどの職種に興味をもつきっかけとなりました。そして、このキャリアゼミに参加した生徒はレポートを提出して単位を認めます。
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【生徒の感想】
「サイトやアプリなど日々使用するものに目を向け、作り込まれているところや工夫が凝らされているところにもっと注目していきたい。」
「元々プログラミングをやってみたいという気持ちはあったが、実際にしたことはなく、今回の講演を通じて、少し挑戦してみようかと思うようになった。」
「プログラマーやシステムエンジニアなどは学歴が関係ない、という話があったので、プログラミングの勉強の方にも力を入れようと思った。後、思ったよりできるまでの工程がたくさんあったので自分も何かをつくるときは工程を長くしたい。」
「自分の生活で「もし何かがこうだったら」という意識をもって今の社会を自分が変えるという意識を持とうと思った。」
「今まで私は、職の内容についての関心だけで自分がその職についてみたいという願望は無かったが、今回の講座で少しやってみたいと思った。」
「普段使っているゲームが今日のやっている延長線だと思うと興奮した。また、理解を深めることができて良い学習になった。」
「自分が講座を受けている最中疑問に思ったことがあったが、それを優しく教えて下さって学びにつなげることができた。アイデアで全てが激変する姿を見て自分も夢に向かって努力しようと思えた。」
※目黒学院のキャリアゼミについて
目黒学院高等学校では「総合的な学習の時間」において3年間を通じたキャリア教育を実施しています。キャリアゼミは、日々の教科学習とは異なった視点から物事をとらえる体験を通じて、キャリア発達を促進させるための活動です。進路選択における自己決定は多様であり、どのようなことがきっかけになるかは分かりません。しかし日々の生活の繰り返しの中で、人生に影響を与えるような刺激的な出会いに遭遇しようとするのはかなり難しいことです。そこで、キャリアゼミに参加し、新たな刺激を受けることで進路選択のヒントを見つけられるよう、年間を通して様々な講座を開講しています。生徒が自ら希望する講座に登録し受講します。