2016.08.09
平成28年度校外学習「東日本大震災研修」(中学2年生)
中学生の総合的な学習の時間の目標『生きる力をつけること』の一環として中学2年生は7月27日(水)〜29日(金)の3日間、東日本大震災の被災地、陸前高田を訪れました。震災・防災に対する認識を深め、また陸前高田の後方支援地の遠野に民泊し『遠野物語』に触れることも今回の研修の目標の一つです。
▼入村式です。民泊先の方との顔合わせです。
▼お世話になる民泊先の皆さんと
2日目はバスで陸前高田に向かいました。
▼語り部の方と一緒に陸前高田へ
▼被災した道の駅です。左上の方に津波到達地点の印が見えます。
▼慰霊碑の前で亡くなられた方々に献花と黙祷を捧げました。
▼奇跡の一本松。うしろはユースホテルの遺構です。
▼陸前高田『滝の里仮設住宅』のみなさんとの昼食会です。
▼3.11東日本大震災 遠野市後方支援資料館
3日目は遠野での体験学習です。
▼遠野ふるさと村で民泊先の方々と記念写真
▼校長も参加しての陶芸体験
▼カッパ伝説がある遠野で有名なカッパ淵
今回の校外学習に参加した生徒達は、実際に被災地の現場を訪れ、現地の方達と交流をしたことによりテレビなどで見ているのとはまた違った多くのことを学んだようです。
「失ったものも多いと思うが、元気な表情をみてすごいと感じた。」「復興も進み、観光名所もできている。まちおこしに生かして頑張ってほしい。」「復興は進んでいるが、まだまだ時間はかかると感じた。」「決して被災地のことを忘れてはいけないと思った。」などの声が聞こえました。
仮設住宅で暮らしている方達からは、「東京の中学生が来るということで、みんなとても楽しみにしていました。話ができて刺激になりました。」というお言葉をいただきました。
また、遠野での民泊では皆さんとても暖かく歓迎していただきました。生徒からは「まだ帰りたくない。」「しばらくここに残っていたい。」という声がありました。普段の都会での生活とは違う環境を楽しんだようです。
校外学習での体験を、これからの人生や学校生活に活かしてもらえればと願います。
今回の内容は10月の梧林祭(文化祭)などで発表できればと考えています。