2019.06.21
校外授業「東京ジャーミィ・トルコ文化センター訪問」(高校1・2年生)
6月14日(金)芸術鑑賞の後、高校1・2年生は校外授業で代々木上原にある「東京ジャーミィ・トルコ文化センター」を訪問してきました。8月のアジアセミナーの事前学習として、「イスラム教徒の礼拝堂であるモスクを日本でも訪問してみよう。」ということが主な目的です。金曜礼拝が行われるモスクを「ジャーミィ」と呼び、日本で一番大きなものが「東京ジャーミィ・トルコ文化センター」です。出発前に社会科の土田先生から「イスラム教」についての特別講義をしてもらいました。世界人口の割合から考えると4人に1人がイスラム教徒であること。また基本的なイスラム教についての知識などを確認し、代々木上原に向かいました。
イスラム教徒(ムスリム)にとって金曜日は大切な金曜礼拝の日で、東京ジャーミィには外にあふれるほどのムスリムの方々が礼拝に来ていました。広報を担当する下村茂様が案内役として丁寧で分かり易い説明をして下さいました。東京ジャーミィの歴史、建造や装飾について、そして何よりも日本とイスラムを繋ぐために大切な3つのこと、「食」「礼拝」「週間・マナー」のお話はとても興味深く印象に強く残りました。アスル(午後の礼拝)に運よく重なり、イマーム(礼拝指導者)やイマームに従い礼拝をするムスリムの方々を礼拝堂の中で見学することができました。モスクの一階にはオープンしたばかりのハラール食品のお店があり、その賑わいと品物の豊富さに生徒達も驚いていたようです。
今回の訪問で、イスラム教やムスリムの方々の生活・文化について興味関心をより深めてもらい、アジアセミナーに役立ててもらいたいと思います。
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