12月18日(火)午前、中学3年〜高校2年生が『総合的な学習の時間』における「防災教育」の一環として、「クロスロード」という、災害時の様々な場面を想定したディスカッションをするためのカードゲームを実施しました。ゲームの進め方は、5人グループに分かれ、配布されたカードを一人ずつ読み上げます。読み上げた本人も含め、そのカードに書かれている人(立場)になり、全員が“YES”か“NO”の札を出します。札の出され方によって得点が加算されていきますが、この場ではその説明については割愛させていただきます。それよりも、札を出した後に「なぜそう考えたのか」という理由を全員が発表し、各意見に対して皆で議論をすることが、このゲームの趣旨となります。各学年の生徒がグループの中に必ず入り、2年前に経験している高校2年生がリーダーシップを取り、予想以上に盛り上がり、活発な議論が展開されました。また、何回かグループメンバーを入れ替えし、より多くの生徒の意見が聴けるようにしました。さらに、最後の振り返りでは、“ベストアンサー”を全員に選んでもらいました。ほとんどの生徒が「自分のためになった」と思ってくれたので、今後も継続して実施していき、実際の災害時でも、冷静な判断で行動できるようになればと考えております。
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