5月28日(月)〜6月16日(土)の3週間にわたり、本校の卒業生(15期生)が教育実習生として母校に戻ってきました。初めは緊張した様子でしたが、すぐに生徒たちに解けこみながら、充実した日々を送ってくれたようでした。そこで、実習を終えての感想をもらいました。
私にとって長い3週間の教育実習が終わりました。私は「先生」という仕事の大変さを痛感しました。先生には、強い精神力・タフな体力・時間管理能力が要求されるのです。
私は今まで「先生」と呼ばれたことがありませんでした。しかし、生徒の前では一人の先生であり、業務をしている間も先生であるため、他の先生方からも「長部先生」と呼ばれていました。
そのように呼ばれることは新鮮でしたが、もどかしい感覚がありました。私は実習が始まる前から自分に自信が持てなく不安でいっぱいでした。しかし、私が学んだ母校で私の大好きな英語を生徒に教え、英語が好きな生徒が多くなるきっかけを私が作ってあげられたら良いなと思い、私は気持ちを切り替えて教育実習に臨みました。
生徒に知識を与えることは大変であり、植物に水を与え続けるようなものだとある先生から教わりました。芽が出、花が開くような動きを生徒がしなければなりません。生徒が自主的に学習し、目標を掲げられるように、サポートするのが先生であるということがこの3週間を通して実感することができました。
私にとって、ますます先生になる意欲が増した貴重な経験であり、素晴らしい体験になりました。
関東学院大学
国際文化学部 英語文化学科
長部 航平
教職員一同、是非とも立派な教師になって活躍してほしいと願っております。
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