満開の桜に歓迎され、令和6年4月5日の第76回目黒学院高等学校入学式に続き、翌4月6日には第30回目黒学院中学校入学式が実施されました。
保護者の皆さんを初め、中学2年生から高校3年生までの在校生、教職員、学校関係者に見守られ、目黒学院中学・高等学校一貫コースに30名の新入生が入学しました。
吹奏楽部の演奏と共に、上級生の誘導で新入生が入場します。新入生の表情には輝きとやる気が溢れています。式場内にみなぎる歓迎の雰囲気や大きな暖かい拍手。式の後半では、在校生代表の「歓迎の言葉」と新入生代表の「誓いの言葉」が登場します。それが入学式をさらに厳粛でりっぱな式に仕上げます。
新入生を迎えて1週間程が経過しました。生徒たちは、真新しい制服に身を包み、重いバッグや慣れない込み合った電車に奮闘しつつも元気に登校しています。
授業の様子を覗いてみると、目を輝かせ真剣に先生の話を聞いています。その緊張感が伝わってきます。休憩時間には、仲良くなった友達同士が満面の笑みでおしゃべりに興じています。
目黒学院には総勢1,040名の生徒が在籍していますが、一貫コースだけでは6学年合わせても101名の小さな集団です。そのため、生徒たちは学年を越えて容易に他学年との交流ができ、一貫コース全体でいろいろな教育活動が行える、縦のつながりの密な集団となっています。
上級生は、かつて自分たちが先輩から受けたやさしい声掛けや接触を受け、そのお返しとばかりに後輩ができると彼らにやさしく接しています。一貫コースの大きな特徴と言える生活しやすい環境、上級生と下級生の仲の良いアットホームな雰囲気があります。
新入生には元気に登校し、学習に真剣に取り組み、仲間や上級生との交流を大切にし、学校生活に早く慣れ大いに楽しんでほしいと思っています。